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ミラノリピール

ミラノリピールとは?

ミラノリピールは、TCA(トリクロロ酢酸)を配合したピーリング剤です。
ミラノリピールは、アルギニン、水酸化ナトリウムを配合することで、ダウンタイムを最小限に抑えながら皮膚深層に優しく浸透し、コラーゲンの生成を促し、肌のハリや小じわを改善します。

マッサージピールとの違いは?
どちらもTCA(トリクロロ酢酸)ピーリングですが、ミラノリピールはTCA35%とマッサージピールのTCA33%よりも濃度が高く、さらに効果が期待できます。ボディ用TCA50%は手やひじ、ワキの黒ずみにも効果的です。
また、特殊な製法により赤みや痛みがでにくいので、痛みが苦手という方はミラノリピールがおすすめです。(個人差はあります)
TCA(トリクロロ酢酸)以外にもサリチル酸やラクトビオン酸なども配合されているため、通常のピーリング効果(角質剥離作用)もありニキビやニキビ跡、毛穴開大、くすみの改善も期待できます。

SPECIAL COLUMNミラノリピールの特徴

二相性の薬剤で安定した品質

TCAピーリング(トリクロロ酢酸)剤は非常にナイーブな製剤です。変色しやすかったり、材質が不安定であったり、酸化しやすい等、品質をたもつために十分な注意が必要でした。ミラノリピールは二相テクノロジーにより、親油相は、親水相上に浮き、ボトル内部の酸素との接触を妨げます。これにより、 親水相は安定し、TCAおよび他の活性成分を酸化から守ります。これにより、患者様に安定した品質をご提供できるようになりました。

コラーゲンブースター

グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ビタミンCにより、繊維芽細胞のコラーゲン産生を活性化し、老化によりハリを失った肌を、ハリと弾力のある肌へ。

皮膚再生

GABA、アルギニン、リボフラビン(ビタミンB2)により、しわの原因となる筋肉を緩和させ、シワ防止作用、コラーゲン合成、血管新生、組織成長因子産生を促進し、ハリ、ツヤ、潤いのある肌へ。

皮膚の剥離と活性

TCA(トリクロロ酢酸)、ラクトビオン酸、サリチル酸、タルトル酸、クエン酸により、角質剥離、溶解作用があり、ニキビや毛穴の開大にも効果的で、毛穴を再生し収縮させます。

保湿と浸透性

スクワラン、ミリステイン酸イソピロピルが、皮脂膜のバリアをサポート。肌トラブルを予防し潤いをあたえます。また、成分の溶解を助け、製剤を安定化させます。

こんな方へおすすめです

  • 肌のハリ、ツヤを出したい方
  • 小じわが気になる方
  • 肌のキメの粗さなど肌質の改善をしたい方
  • ニキビ、ニキビ跡が気になる方
  • くすみ、黒ずみが気になる方
  • 胸元(デコルテ)をきれいに見せたい方

ミラノリピールの効果

親油相(ブルー相)
1、 製剤の保護と安定化
トリクロロ酢酸などの活性成分の酸化 を防ぎ、性能と製品の安全性を向上させます。
2、 フィルミング効果
肌の水分蒸発を抑え、有効成分の浸透を助けます。
3、 再生作用
皮膚の皮脂膜を回復させ、維持する作用があります。
4、 保湿作用
直接的および間接的作用により、肌の水和性を増加させます。
親水相(イエロー相)
5、 バイオ刺激作用
線維芽細胞活性を刺激し、皮膚の増 殖および再生プロセスを活性化します。
6、 活性化作用
細胞の代謝を助け、コラーゲン、エラスチンおよびヒアルロン酸の産生を増加させます。
7、角質溶解、および剥離作用
角質細胞を溶解、剥離させることで、有効成分の浸透を促進させ、新しい 肌に生まれ変わらせます。
8、アンチエイジングと抗酸化作用
フリーラジカルを中和することによって細かいシワを減少させます。
9、抗アクネ作用と拡大した毛穴の引き締め
ニキビの発生を抑え、開いた毛穴を 引き締めます。

施術の流れ

  • 洗顔

    パウダールーム完備

    メイクを落として頂きお肌の状態を確認します。

  • 施術

    施術時間約20分

  • ダウンタイム

    ほとんど無し

    赤みやひりつき、腫れが生じる場合がありますが、数時間から数日で治まります。

  • メイク

    施術日メイク可能

通院ペース

通院間隔1~2週間に1回、計5回

赤みや皮むけがある場合は、2週間空けてください。
定期的に行っていただくと効果的です。

症例





デコルテ

副作用、リスク、注意点

副作用

・赤み・乾燥・腫れ・皮むけ・かさぶた(治療時の肌の状態による)
・施術後、数日後に皮むけが生じる場合があります。表皮のターンオーバーが促進されていることが原因ですので、無理にこすらないようにしてください。
・かぶれ(ミラノリピールの成分が肌に合わない場合)
・色素沈着・瘢痕(非常にまれ)


リスク・注意点

・施術部位に日常的に日焼け止めを使用し、紫外線から肌を守って下さい。
・保湿をしっかりと行ってください。
・施術後の皮膚は刺激に敏感となっていますので、摩擦などの刺激はしないようにしてください。
・トレチノインやハイドロキノンを使用している方は施術日2週間前後は使用を中止してください。
院長 兵田優美

執筆:兵田優美Hiromi Hyodaヒロミビューティークリニック院長

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